バターってちょっと特別な存在だと思ったことありませんか?用途の割には高価だし、スーパーによっては、お一人様一点限りなんて数量制限されているのも見かけます。マーガリンで代用するのもアリですが、ここでは意外に簡単にできちゃう自家製バターの作り方をご紹介☆
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自家製バターを作るために必要なもの
テレビで芸能人が牧場を訪れて、手ごろな大きさの容器を必死に縦に振りながらバターを作る様子は見たことある方も多いのではないでしょうか。あれは何も牧場の搾りたての牛のお乳じゃないとできないというわけではないんですよ。
スーパーで手に入る材料で自家製バターを作ることは十分可能です。材料は生クリームと塩のみです。生クリームは乳脂肪が45%くらいのものを冷やしておいてください。
ちなみに、植物性の生クリームもあるので気を付けてください。それはバターにはなれません。乳化剤、安定剤の入っていないものを選びましょう。これは原材料名で確認できます。塩は食卓塩で問題ありません。
【それぞれの分量】
- 冷えた生クリーム 200ml
- 塩 2g
【必要な道具・もの】
- 500mlペットボトルト
- それを切ることができるハサミ
- 体力
何より大切なのは5分間ペットボトルを振り続けられる体力ですよ!
500mlペットボトルやハサミは近い形状のタッパーなどがあれば代用可能ですが、体力は何物にも代えがたいので疲れてるときは自家製バターを諦めましょう。
(ご主人や男性陣を確保してから取りかかるっていうのもいいですね(^^♪
いよいよ自家製バターの作り方
冷えた生クリームと塩をペットボトルに入れ、しっかりふたをします。
あとは5分ほど力の限り振り続けてください。
縦にです!
ゆるーく10分くらいかけてバターにしようと思ってはいけません。短時間で強烈にシェイクしないと完全なバターにはなりません。
正直女性にはちょっときついかもしれません…が、不可能ではありません。
しばらくするとホイップクリームの状態になります。ケーキに使うクリームですね。順調です。振り続けてください。
完全に塊(バター)と水分(ホエー)に分離したらほぼバターの完成です!
ペットボトルのふたを開けて水分だけを捨てましょう。
ペットボトルを半分くらいの高さにハサミで切り、バターを取り出して完成です☆
200mlの生クリームから100g弱くらいのバターをゲットできます。
自家製バターの良いところ悪いところ
生クリーム1パックはスーパーで普通に買うと300~400円くらいではないでしょうか。正直、普通にバターを買った方が割安です。
ではなぜ自家製バターの作り方をご紹介したのでしょうか。
- 製菓用に生クリームを買ったけど余った。
- 今すぐ使いたいけどバターがない。
- スーパーのおつとめ品で生クリームが安くなっていた。
- 自分で作る楽しさ。
自家製バターの良さはここじゃないでしょうか。
気が向いたらぜひ作ってみてほしいと思います☆
by coco
追記:
自家製バターの保存と賞味期限の記事をアップしました。あわせてどうぞ♪