もうすぐ、ひな祭りです。毎年、ひな人形を飾っていますか? 今回は、省スペースで、しかも、すぐに作れて仕上がりのきれいさにちょっと自慢できる「折り紙で作るお雛様(上級編)」をご紹介します。
風はまだ冷たいこの時期、おうちの中でお雛様が、優しいほほえみを浮かべていると、心が和んで本格的な春の訪れを感じますね。
近年は住宅事情等で、家の和室にドーンと豪華ひな壇を飾る家は減少しているようで、主にマンションにお住いの方などは、玄関等でガラスケースに収まったお内裏様とお雛様だけを飾る・・・シンプルな飾り方が主流とか。
少し上級者向けの物もありますが、大丈夫ですよ。
何度も作り直しOKなんですから。
見出し
折り紙でお雛様を折ろう!上級編
まずは、比較的かんたんな物からどうぞ。
(Japanese Hinamaturi origami ひな祭り お雛様 折り紙 折り方)
こちらでしたら、お子様と一緒に折れますね。
お顔の表情が、作った人によって変わってくるのもおもしろいですね。
「お内裏さま、パパににてるぅ~」みたいに。
次は、少しグレードアップしたものを。
(お雛様の折り方 | how to origami 【ビエボ】 | 折り紙)
(お内裏様の折り方 | how to origami 【ビエボ】 | 折り紙)
日本古来の和紙模様の折り紙をつかえば、 小さくても見栄えのするお雛様になります。
次はいよいよ上級編。 (Ogasawara Hina Dolls 小笠原雛)
この小笠原雛は、その昔、将軍家だけに伝えられた由緒正しいお雛様なんだそうです。その折り方は門外不出で、非常に格式の高いお雛様なんです。
ハサミやのりを使って仕上げていきますので、少し難しいかもしれませんが、立体的で美しいフォルムのお雛様です。完成すれば、ちょっと自慢したくなりま~す。
お雛祭りって実は「お嫁入り」って知ってた?
そもそも、お雛飾りのシチュエーションって、「お嫁入り」、つまり、今でいう結婚式って、ご存じでした?
だったら、舞台設定までこだわりたい!!っておっしゃる方は、こちらをどうぞ。
(おりがみ おひなさま 屏風 折り方)
(折り紙 おひなさま 台)
(折り紙 ぼんぼり ひな祭り飾り 折り方 作り方)
ウエディング本のゼクシィさんも注目するかも。笑。
折り紙でお雛さま 最後にとっておきのアドバイスを!
いかがでしたか?「折り目正しく」きちんと折れば、それはきれいなお雛様が完成します。
やはり、一番の楽しさは、子供やお友達とおしゃべりしながら折ったり、自分の好きなお雛様にアレンジできることですね。
筆者も何年か前に、娘のお雛様を買いに行って、びっくりしました。ゴージャスで大所帯の12段飾りより、小ぢんまりとした3段飾りのほうが、お値段お高めだったんです。 見た目は派手婚より、地味婚の方がコンパクトでお手入れも楽ですもんね。
あのお人形たちすべて出すのはめんどう!!って言う方も、玄関の小さなスペースやノッチなどに、さりげなく、「折り紙のお雛様」を飾ってみてください。
間接照明があれば、さらに素敵ですね。
ちなみに、
お雛飾りは立春(2月4日)ごろから飾り、
ひな祭り(3月3日)が終われば、なるべく早く片付けること。
でないと、その家の女の子は、お嫁に行くのが遅くなる…なんていわれます。
運悪く雨の日続きの時や、筆者のようなズボラ主婦の皆様にアドバイスを。
収納の日まで、お内裏様とお雛様を、くるっと屏風側に向けることで、お二人はご機嫌を損ねることなく、待ってくださるそうです。もちろん原則、早く収納が鉄則ですが。
さあ、今年は小さくても豪華な「折り紙のお雛様」を楽しんでみませんか?