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昔ドイツ風のビアホールが流行り、私もよく利用していました。最近は以前と比べて足が遠のきソーセージを食べる機会も減ってしまいました。それでも、お中元やお歳暮でハムやソーセージをいただくことがあります。今回は意外に奥の深いドイツソーセージ!正しい美味しい食べ方をご紹介します。
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ボイルして美味しいドイツソーセージ
スモークソーセージや白いソーセージ(ヴァイスブルスト)は焼かずに食べます。とくに白いソーセージはボイルというより沸騰したお湯を火からおろして、その鍋でソーセージを5分ほど温めるという独特の調理法です。
スモークソーセージは燻製の段階で乾燥した腸(皮)をボイルすることでスモーク直後のできたての状態に戻るからとても美味しく仕上がります。
こちらも沸騰したグラグラの湯で急激に温めるのはお勧めできません。皮が破けてしまうからです。極弱火で5分ほどかけてゆっくり温めると、うまみが流出せず美味しく仕上がりますよ!
焼いて美味しいドイツソーセージ
スモークしていないシンプルな味のソーセージは焼いて食べるのもおすすめです。焼くのに適したソーセージはミンチ肉がつまってるって感じのソーセージが多いように思います。
焼くときはできるだけ油をひかず、カラッとパリッと仕上げるのが美味しくておすすめです。油をひきすぎるとテカテカヌルヌルのソーセージに…。(こ、これだけは避けたいですね。)
知っているとかっこいいドイツソーセージ流儀
以前、会社の後輩と新宿のドイツビアホールに行った際、後輩がホワイトソーセージの食べ方を知らなかったことに驚いた経験があります。
ホワイトソーセージは白くて太いソーセージでレモンやパセリなどのハーブ系のフレイバーがついていることが多いようです。
焼かないタイプですから焼き目がついていることはありません。最近では居酒屋のソーセージ盛合せにも入っていることがありますから、日本でもだいぶ定着しているのだと思います。
実はこのホワイトソーセージの皮は食べません!
はじめにお皿の上でフォークに刺して固定したら縦にナイフで切れ目を入れます。(下の皮まで切りきらないように注意!)次にナイフの背を使って身を皮から剥がしていきます。最後に残った半分の片方を上下ひっくり返して皮から身を外せばOKです☆
皮がきれいに外れなくてもいいでしょう!とにかく皮は食べません!
後輩がこの食べ方を知らなかったことを理解した時、ドイツソーセージも食べ方まではまだまだ日本では一般的ではないのか、と感じたのを覚えています。
食事の時に必要以上にうんちくを語るのはあまり素敵だとは思いませんが、ホワイトソーセージに関して言えば、皮を食べないのが常識である以上、皮を食べない方が美味しいということです。
一緒に食事をしている仲間により美味しい食べ方を教えてあげるのは素敵な親切だと思いますよ☆
by coco