いよいよ今日は潮干狩り、熊手に網、ざるにお弁当をそろえネットや漁協、海岸に問い合わせて段取りは完璧というそこのあなたちょっと待ってください!
肝心なのは道具ばかりではありません。今回は潮干狩りを楽しんだ後、ぴちぴちのアサリをお家でもおいしく味わえるよう持ち帰る時の容れ物を考えましょう。
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あさりの持ち帰りに最適の容器
潮干狩りで獲得したアサリやハマグリ、各海岸で設定している1㎏という量は牛乳パック1本分に相当します。そんな量を網に入れてそのまま持って帰ることはリスクが高い行為です。ここでは、網以外にアサリを持ち帰る容器に適していると思われるものをいくつか紹介したいと思います。
底の浅い広めのタッパーは、海水を入れればあさりの育った環境に近い状態で砂はきをさせながらお家まで運ぶことができます。
スーパーのお惣菜入れは最近プラスチックの素材が薄くなって、強度が弱くなっているものがありますので、二重にして太いゴムやガムテープでしっかり口を張り付けて使いましょう。
次にあげられるのが底の浅い煮物用の鍋です。カレイの煮つけなどを作る際使うこの鍋をお持ちでないご家庭も最近では多くなりましたが、この鍋に蓋をつけて持っていけばタッパーやプラスチック容器よりも多くのアサリを入れることができます。
最後にご紹介するのが、スーパーでお肉やお魚入れてあるトレイです。日頃から広めで深さもややあるものを2つセットで残しておいて、ガムテープでしっかり止め、もれない強さのビニールに入れれば十分アサリを持ち運ぶことができます。
この他にも空きのペットボトルという案もネット上ではあがっていましたが、アサリが砂をはききれません。使われる際はお家でもう一度砂はきをしてからお料理をしてください。
もちろん潮干狩りは本格的に楽しむために蓋付のバケツを用意するのもいいのですが、この場合交通手段は車に限られてしまいますので、試しにやってみたいという程度の方は上から選ばれるのが良いでしょう。
お車の方は、クーラーボックス(又は、発泡スチロール箱)がベストです。何より一度に入りそうな大きさが重宝しますね。ただ、入るからといって、海水をたっぷり入れ過ぎないように。かえってアサリが息ができずに弱ってしまいます。(次の記事に書きます。)
潮干狩りの交通手段―貝の持ち帰りを考えて―
収穫したアサリを持ち帰ることを考えた時、まず思い浮かぶのが車です。前でもご紹介したように車を持っている方は蓋付バケツ・発泡スチロール箱・クーラーボックスを用意して、収穫した貝類を入れて自宅を往復すればスムーズに潮干狩りを楽しむことができます。
では、電車で潮干狩りに行く方はどうでしょう。
ここで活躍するのが今話題のキャリーケースです。もちろんキャリーケースをお持ちじゃないという方は容器を水平に運べる「何か」であればバックだろうとリュックだろうとなんでも結構(ベストはクーラーボックス)です。
これらに入れて、あくまでも水平に海水が漏れださないように車両を選んでお持ち帰り下さい。
潮干狩りの攻略法
今回潮干狩りがうまくいくかどうかで分かったことは、潮干狩りの計は持ち帰りにあるということでした。
貝類を極力揺らさずに持ち帰り、お家で美味しくいただけるよう、是非参考にしてみて下さい。
次回は、結局持ち帰りには海水を入れるの入れないの?っていう疑問をといていきます。お楽しみに♪
By June