購入した人参ではあまりお目にかからないのですが、田舎から送ってもらった人参に穴が開いていることがあります。
この穴があいていることをすが入るというようです。
“すが入る”って茶碗蒸しやプリンをつくった時に意図せずできてしまう
ボツっとした穴のことだけだと思っていたら、
人参の穴も同じく”すが入る”というんですね。
wikiによると、
鬆という難しい漢字が当てられていました。
なんでも松の葉の重なりは、向こうがすけて見えることからつけられたとか。
そう思うと漢字も覚えやすいです。
が、使うことはなさそうです。笑。
また、
す(鬆)とは、
本来は均質であるべきものの中にできた空間をいう。
と書いてありました。
なので、相手が茶碗蒸しだけでなく、
本来空いてなくてよいところに穴があったら、”すが入る”といってもよいのだろう。
「すが入る」
「すができる」
「すが立つ」
などのように表現することもある。
(ひとりごと)
どこかで見たことがある漢字だと思ったら、骨粗鬆症の中に入っているものでした。
あ~、やっぱりここでも骨がスカスカ…、同じ意味でつかわれているんですねぇ。
見出し
人参にすが入る原因
1つには収穫が遅れた場合。
もう一つは、収穫後の保存法。
購入後、買ったまま長くそのままにしておいたり、
冷蔵庫で保管してあっても料理するまでに時間が経ったりすると水分が抜けます。
すが入った人参は食べられるか?
はい、もちろん食べられます。
が、水分が抜けて美味しさがどうかと思われるので、スープなどの煮込みに利用すると良いでしょう。
玉ネギなどの他の野菜とみじん切りにして、スープのもとを入れ、塩コショウで味を整えればできあがりです。
私の場合、すが入った部分の色が白くなっていたら、そこだけは切り抜いていますが、
そうでなければあまり気にせずにそのまま使っていますよ。
だいこんやきゅうりのす立ちは?
食べ物は大事にしたいので、極力食べるようにはしていますが、大根はかなり味が落ちますね。
すりおろして、その部分を混ぜて均等にしています。
きゅうりは、変色している場合が多いので、これはさすがにやめた方がよいでしょう。
まあ、何でもすが入る前にはお料理にしてあげたいですね。